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Vroid(VRM)をエクスポートしてUnityへインポートする方法


本記事では、Vroid Studioで作成したオリジナルキャラクターをUnityへインポートし表示する方法を解説しています。

目次

注意事項

以下の注意事項を読んで同意出来たら読み進めて下さい。

これから記載する手順は、Unity初心者(管理人含む)が迷わない、勘違いしないために詳細を記載するようこころがけているので長く読み難い部分が多々あると思います。

これを執筆している時点(2022/11/10)でも調査を行なっているので、間違いや不要な作業等が含まれている可能性がありますので予めご了承ください。

Unityのインストールを完了している前提で解説を行います。

以上の注意事項にご同意いただけたら次へお進みください。

Vroidをエクスポートしよう

まずはUnityへインポートするVroidをエクスポートします。

①Vroid Studioで対象のキャラクターを用意する

UnityにインポートしたいVroidの用意が必要になります。

完全自作のオリジナルでも、元から用意されているサンプルキャラクターでも構わないのでUnityにインポートしたいキャラクターを決めましょう。

②用意したキャラクターをエクスポートする

Vroid Studioを起動し「右上に3つ並んでいるアイコンの真ん中のアイコン」→「VRMエクスポート」の順にクリックします。

※画像はクリックすると拡大表示できます。

データ関連の削減に関する画面が表示されますがとりあえず「エクスポート」をクリックします。

削減は必要に応じて行ってください。管理人は基本的にノータッチで「エクスポート」をクリックしてます。

※画像はクリックすると拡大表示できます。

VRM設定というウィンドウが出てくるので、入力必須項目を入力し(残りは必要に応じて入力)「エクスポート」をクリックしてます。

ここでの設定は商用利用や改変など著作権関連の設定になっています
自分のみしか使わないよ。ということであれば入力必須項目以外はスルーで良いかと思います。
将来的にデータの公開を考えているのであればしっかり目を通して設定を行いましょう。

最後にエクスポートするファイル名と保存先を決めて、「保存」をクリックします。

エクスポートしたVRMファイルは、後々Unityにインポートする際に素の状態だとUnityでの作業が煩わしくなるので何かのフォルダに格納しておきましょう。※フォルダ名称は任意。例)VRM Characterなど

Vroid studioでエクスポート処理が動いた後、保存先に指定した場所にVRMファイル(xxxxx.vrm)が保存されていればエクスポート作業は完了です。

Vroid studioは終了してしまって問題ありません。

UnityにVRMファイルをインポートする準備をしよう

ここからはUnityメインで作業を行っていきます。

③UnityにVRMをインポートするためのpackageを用意する

Unityはデフォルト状態だとVRMファイルに対応していません。

そのため、VRMファイルに対応させるためのpackageをダウンロードしUnityにインポートしておく必要があります。

packageは下記のサイトで無料配布してくれているのでありがたく使わせていただきましょう。
https://github.com/vrm-c/UniVRM/releases

「UniVRM-x.xxx.x_xxxx.unitypackage」という感じの名前があるのでそれをクリックするとダウンロードが始まります。

ファイル名はバージョンによって変化するので必ず下の参考画像に合わせる必要はありません。
単純に最新バージョンをダウンロードで問題ありません。

ダウンロードが完了したらUnityを起動し、「新しいプロジェクト」をクリックしてプロジェクトを作成します。

画面はUnity Hub 3.3.0です。
既存のプロジェクトで作業を行っても問題ありません。

コアは「3D」を選択し、任意のプロジェクト名を決めたら「プロジェクトを作成」をクリックします。

④UnityにVRMをインポートするためのpackageをインポートする

ここで行うpackageのインポートは新しいプロジェクトを作成する度に必要になります。

「プロジェクトを作成」をクリック後、処理が行われて少し待つと新しく作成したプロジェクトのウィンドウが起動します。
起動したウィンドウの左下に表示される「プロジェクト」タブの中の「Asset」にダウロードしておいた「UniVRM-x.xxx.x_xxxx.unitypackage」をドラッグアンドドロップします。

ドラッグアンドドロップすると下の画像のようなウィンドウが表示されます。
「インポート」→「Accept All」→「Close」の順に機械的にクリックしてしまってOKです。

「UniVRM-x.xxx.x_xxxx.unitypackage」のインポートが完了すると下記のように「Asset」配下にフォルダが3つ増えているハズです。

UnityにVRMファイルをインポートしよう

Unityの準備が終わったので、いよいよVRMファイルをインポートします。

手順④でAssetにpackageをドラッグアンドドロップしたのと同じ要領で、VRMファイルが格納されたフォルダをドラッグアンドドロップします。

最後にインポートしたVroidをヒエラルキーまたはシーンにドラッグアンドドロップし、シーンに表示されればひとまず作業は終了です。

お疲れさまでした。
本記事は以上です。

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